ぼさんこガーデンにおける記念すべき球根第一号は
2年前の春先にもらった百合だったんだよ
もらった段階で既に芽が出ている「芽出し百合」だったんだけど
球根の3倍くらいの深植えが基本ということは
せっかく出てきている芽まで埋めてしまっていいものか
おっかなびっくりしながらの植え付けだったよ
結論は埋めて全然平気だったよ
深く植えるために大き目の焼杉プランターを用意したものの
百合1本に対しては大きすぎて間抜けだから
グランドカバーにいくつか寄せ植えをしたんだよ
金魚草とネメシアとバコパとブラッククローバーだよ
クローバーは早々に姿を消してしまったけど
ネメシアとバコパがものすごく元気にぼさぼさしてくれて
それを喜んでいるうちに百合の芽が出てきたよ
今見てもそのときの嬉しさがよみがえるよ
毎日飽きずに何回もストーカーなみのしつこさで眺めたよ
日々粘っこい視線を送られながらスクスクを成長を続けて
ぐんぐん
ぐんぐん伸びていき、芽が出てから
2ヶ月半ほど経った6月の下旬
無事に開花してくれたんだよ
百合の球根は乾くと病気になりやすいらしいから
水切れに注意したことと
雨が降ったときの泥はねが葉にかかって
病気にならないように鉢土の表面にピートモスを
一面に敷いておいたくらいで
あとは特に手をかけなくても大丈夫だったよ
花の時期が終わって葉先から枯れこんできたら
球根を掘り上げて植え替える作業をするんだけど
冬になっても葉が枯れなくてオロオロしたよ
11月も終わりになってやっと葉先がちょこっと
茶色くなったので急いで堀り上げてみたら
木子(きご)という球根の赤ちゃんができていたよ
一番下が元々の親玉だよ
百合は伸びていく茎からも根が出て栄養を集めるから
深めに植えるという理由を、このビジュアルで確認したよ
木子の中では一番大きく育っていた球は
今では親球と同じくらい大きく育っているよ
全ての球根を1つ1つに分離して洗って消毒をしてから
あまり時間を置かずに新しい土に植えた方がいいらしいんだけど
このときは消毒薬もなければ用土の準備もできていなかったので
バラして洗ってピートモスと一緒にビニールの袋に入れておいて
2週間も経ってから植えたんだよ
それでも翌年も何事もなく開花して木子もがっつりできたよ
もしかしたら自分に百合を増やす才能があるんじゃないかと
錯覚するくらいに強い球根だよ
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